はじめに

トレカはとても需要の高いカードで、1枚1枚異なるものではありますが、中には高値で買取されるレアカードというものがあります。
トレカの買取方法から査定基準、トレカの保管方法等をご紹介します。

トレカ（トレーディングカード）の買取方法

店頭買取

店頭買取の場合、それぞれの店舗ごとで詳細が異なるため、各店舗に直接確認をしましょう。 受付は、店舗で1点から買い取ってもらえます。店頭への持ち込み前には、レアリティごとで仕分けをしてから店頭へ行きましょう。
レアリティとは、銘柄によって設定されているカードのランクです。 査定が済み、査定金額に納得した場合は買い取ってもらうことができます。 ただし、18歳未満や高校生の方からの買取は行っていないため、親権者が来店し、親権者が買取の申込をする必要があります。

査定をしてもらう際には、古物営業法の定めで、本人確認が必要となります。 個人番号（マイナンバー）カード、通知カードは、買い取り時の本人確認書類として使えないため、注意が必要です。
本人確認の際、本人確認書類に記載されている住所と申込住所は一致している必要があり、異なる場合は、公共料金の領収書等の現住所が確認できる本人確認補完書類の原本が必要となります。 本人確認補完書類は、発行から3カ月以内の書類でないと有効にはなりません。また、お申し込みいただくご本人の名義のものに限ります。ご本人名義でない場合は、姓が同一で、同居されているご家族名義のものが必要です。

個人売買

オークション等の個人売買の場合、まずオークションIDの取得、指定銀行口座の作成、会員への登録が必要です。 オークションで売買する際の特徴としては、写真の撮り方・タイトル・商品説明・価格の設定・出店期間が重要です。
写真については、トレカの実際の写真を撮影します。 オークションの落札者が、安心して入札できるように配慮しましょう。 掲載可能な画像枠に、1枚目は全容が分かる写真、2枚目には、もし汚れがある場合には汚れ等が分かる写真、3枚目には付属品等の写真（2枚目3枚目に特に汚れや付属品がない場合は別角度からの写真）を画像にしましょう。 実際の写真を掲載することで、オークション詐欺ではないという安心感を与えることができます。

次に、タイトルを考えましょう。 全角65文字以内等の文字制限があるところもあるため、落札者が見たくなるタイトルかつ検索しそうなタイトルを選びましょう。 この2点を考えてタイトルをつけることで、落札価格を上げられます。 「検索しそうなタイトル」には、カード名・収録セット名・レアリティ・トレカ名等はできる限り入力し、「落札者が見たくなるタイトル」には新品・限定等、見たくなるタイトルを入力すると、検索に引っかかり、作品ページも開いてもらいやすくなります。

商品の状態については、ネット上での売買の際にトラブルが起きないように、カードの状態を決められた呼び名で分けて呼ぶことをおすすめします。 一般的なカードの呼び名は、最高の状態をジェムミント、折れている最悪の状態をプアと呼び、7段階に分かれています。この呼び名で商品を呼ぶことによって詳細な状態が伝わりやすいため、個人売買の際には活用しましょう。 トーナメント前のプレミアカードについては、継ぎ目の有無も書いたほうが良いです。

価格設定に関しては、認知度が低いトレカに有効な設定方法として、スタート価格を希望価格の6割程度にし、この価格を希望価格として表示し「即決価格」とします。こうすることで、安く売ってしまう可能性も避けられます。
また、人気の高いトレカに有効な設定方法としては、入札が競合するため、希望価格の1～2割程度をスタート価格とします。 「１円オークション」にすると、注目も集まるため入札が競合し、良い結果になる可能性が高いです。

オークションの出品期間は、最大で1週間のところもあります。 出品期間の長さは、カードの人気の高さや認知度によって変えた方が良いでしょう。
人気が高くて認知度もあるカードの場合は、2～3日でも入札が競合するので十分ですが、人気が低くて認知度も低いカードの場合は1週間後に設定します。また、ネットは夜間帯に使われやすく土日休みの方が多いため、出品終了時刻は土曜か日曜の24時付近が一番理想的な終了時刻です。

オークションで出品した後は、マイオークションで、いつでもアクセス数・入札状況・ウォッチリストへの追加数（注目してくれている人数）の確認ができます。 また、落札希望の方からの質問があった際には回答ができるため、2日に1回はチェックすることをおすすめします。 ただし、質問を受けた時点では非公開の状態ですが、回答した際には質問も回答もどちらも公開情報となり、全員が閲覧できる状況になります。そのため、回答したくない内容や個人情報が含まれている内容などは、無理に答えなくても問題ありません。
落札後は、こちらからあいさつをして、振込金額（落札金額＋送料＋等）・振込先指定・以後の連絡先を伝えましょう。

落札されたトレカを発送する際は、トレカには水濡れに弱く曲がりやすい難点があるため、配慮して梱包をしないとクレームに繋がりやすいでしょう。 発送する際に必要な梱包用品としては、段ボール・封筒・エアキャップ・緩衝材・濡れ防止のビニール材です。まず、トレカをスリーブに入れて段ボール等の厚紙で挟み曲がりを防止します。そのうえで、曲がりを防止するために、ラップに包んで封筒に入れて発送するのが良いでしょう。
1枚～数枚のトレカを発送する際は、クリックポストかレターパック、大量のトレカを発送する際にはゆうパックや宅急便を利用してみてはいかがでしょうか。

ネット買取

ネット買取の場合、梱包キッドを用意します。その後、カードで注文し、買取注文をします。住所等を入力し、買取注文内容確認を確定するとメールが届きます。
売りたい商品の買取金額を商品検索からチェックし、査定キッドを申し込みます。 査定キッドが到着したら、売りたい商品と書類を揃えて発送します。発送時は、着払いで送ります。（梱包キッドの中身は返送用の段ボール・買い取り申込書・送り状。） トレカは、この時、種類別に分けて梱包します。分別するかしないかで、査定金額が大きく変わります。その後、買取注文したカードをお店に発送します。まとめ買取もしてもらえます。 査定商品を発送したら、2～3日中に、査定金額の連絡が電話かメール、FAXで届きます。（メールが届かない場合は電話で連絡がきます。） 査定金額に納得した場合は、買取金額が支払われます。

住所や氏名がなりすましでないかを確かめるため、買取申込時の住所・氏名と申込書記載、身分証コピーは同一の住所・氏名にします。 18才未満（高校生含む）は保護者様のご同意が必要であるため、同意署名と買取時の電話確認、もしくは、保護者様のお名前での申込と証明書コピーが必要です。

ネット買取は、事前見積もりも査定だけでは10点までは無料のところが多いです。商品到着からご入金まで、最短3日で対応してくれるところもあります。 状態が良いものは、市場価値が高いもの、市場にあまり出回っていないもの、新品レベルの状態のものです。世界でも人気があるのと同時に、日本語版でも海外で高い需要があります。
海外では、状態が悪くても、プレイ用として需要があるため価値があります。 ネット買取をご利用の際は、当社にぜひご相談ください。